【まだまだM-1を語りたい】2024年に結果を残しそうな、ダークホース芸人10選

お笑い

年々レベルも影響力も上がってる大人気年末特番、『M-1グランプリ』

2023年は敗者復活戦のルール変更だったり(甲斐あって本戦ばりに面白かった!!)、令和ロマンが中川家以来のトップバッターで優勝したりと、期待を上回る熱いドラマを見せてくれました!

ところで皆さんは、M-1はいつから戦いが始まっているかご存じでしょうか?

芸人さんたちは年中戦闘モードであることは前提として、M-1公式HPにも掲載されているとおり、M-1の1開戦は8月から始まっています

そして、ありがたいことに1回戦から準々決勝までのネタの一部は、期間限定でYouTubeで公式チャンネルで鑑賞することができるのです!

今回は、2023年のM-1グランプリ配信動画を全てチェックした私が個人的に「今後めちゃくちゃ伸びそう!」と太鼓判を押している、敗者復活・本戦には出れなかったけどおすすめしたい芸人さんを10組紹介します!

ジョックロック

  • 吉本興業所属
  • 2022年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

1回戦で動画が上がってたコンビの中で、私が一番面白いと思ったコンビです

1回戦のネタは『戦隊ヒーロー』を題材にしたコント漫才でした
M-1を通して初めてこの方たちを知ったのですが、ボケの演じるキャラクターの濃さと、ツッコミの「軍の司令官みたいな低くてでかい声」「ワードセンス」「謎の立ち姿勢と動き」がクセになり、何回も繰り返し観てしまいました

めちゃくちゃ若手なのにスタイルはできあがっていて、伸びしろしかありません

オーサカクレオパトラ

  • 吉本興業所属
  • 2021年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

吉本新喜劇を観てるような、ほんわかぱっぱな気持ちになる漫才でなんだかクセになります

オーサカクレオパトラは男女コンビで、準々決勝のネタは『遅刻した日にぶつかったやな奴が実は転校生で…』というボーイミーツガール仕立ての漫才でした
設定はベタですが、いい年したおじちゃんとおばちゃんが少女漫画風な設定やってるってだけでもじわじわきますし、随所に差し込まれた古き良きノリツッコミに見事にはまりました

何度か「細かすぎて伝わらないものまね選手権」にも出演されていて、そちらでも見事な「なんかどこかにはいそうなおばちゃん」を披露し大いに笑わせてもらいました!

イチゴ

  • 吉本興業所属
  • 2021年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

まーた奇抜なのが出てきたなというのが初見の感想です
ランジャタイやトムブラウンのような非正統派漫才がお好みの方におすすめです

準々決勝で披露したのは、『木星のことを考えたため、逮捕される』というテーマの理論武装漫才でした。ボケが真剣に自分は逮捕されるのだという話を理論立てて説明するのですが、未だ何を言ってたのか分かりません
ツッコミが私たちの代表となってひたすら困惑し続けている様子も非常に面白かったです

あと、圧倒的にボケのキャラが強いのですが、ツッコミの放つ言葉も結構新しい感じがして記憶にこびり付きます
その中の一つ「たくさんつっこまなきゃ!」は日常生活のどこかで使いたいです

らぶらいken

  • 吉本興業所属
  • 2023年結成(ユニット)
  • 2023年 準々決勝敗退

各々ピン芸人として活動している、今井らいぱち、kento fukaya、らぶおじさんの3人から成るユニットトリオ

3回戦のネタで心を掴まれました。準々決勝は3回戦ネタの強化版でしたが、何回観ても飽きなかったです
『新幹線の3列シート真ん中がハズレ席』というテーマのネタで、A席C席のボケが個性強くて「次は何をやってくれるのか」と終始わくわくしてました

著作権切れたての「蒸気船ウィリー」の口笛吹いてるところが特にツボです。上手なのがまた憎い笑
ぜひ舞台とかでもユニットで出てほしいなと思いました

ナユタ

  • アマチュア
  • 2022年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

「この人たちまだ大学生なの?!」と驚くばかりです。そのくらい落ち着いていて漫才の構成も(素人目線ですが)落とすところきっちり笑いを取っていて、貫禄すら感じます。
独特の雰囲気も持っているので、機会さえあれば売れると思います

準々決勝のネタは『マジカルバナナをやってみる』というテーマでしたが、一部省略されるほどなかなか攻めたワードを巧みに使っていて、毒の効いた漫才も好みなのでぜひフルで聞きたかったです笑
特に面白かった所とか紹介したいですが、文字に起こすのももしかしたら良くないのかな~と懸念してしまうので、ぜひお笑い続けてどこかでまたこのネタ披露してほしいです

忘れる。

  • フリー(無所属)
  • 2019年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

2022年大会の予選で初めて知って、忘れられなかったコンビです

しゃべくり漫才のような入りから、じわじわとリズムネタ?ぽくなっていって聴き心地もいいんですよね。とにかくジャンル不明です

ツッコミのワードも「そこつっこむんや笑」と隙をついてくるので、それもまた心地いい

2022年に観た『いけそうでいけない』、2023年準々決勝の『駅弁』、多分数年は忘れないでしょう
※YouTubeやってらっしゃるみたいなので、上げてほしいな

ひつじねいり

  • マセキ芸能社所属
  • 2019年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

既に関西では人気があるかもしれませんが、こちらも2022年大会で初めて知り、23年はベースそのままワードや構成にさらに磨きがかかってました

準々決勝ネタは、ボケとツッコミの『カラオケに対する価値観が真逆』で、ツッコミの思いを伝えようとする熱量が凄まじく、いずれもいたって真剣なところがとても面白かったです
リアルにもこういう人たちいますし

どんな熱い論争を繰り広げてくれるのか、毎回楽しみにしているコンビです

ぐろう

  • 吉本興業所属
  • 2019年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

おそらく過去にネタは観たことあるはずですが、今大会でネタの精巧さに一気に心を持っていかれ、こんなすごい人たちをチェックしてなかったのかと悔しくなりました

しゃべくり漫才で何気ない事象に対する指摘の角度がえぐいです。よく思いつくなと感心させられます
準々決勝で敗退してしまいましたが、一人一票のワイルドカード、ぐろうに投票するか最後まで迷うほど印象に残るネタでした(ちなみに私は最終的にツートライブの『立ちこぎ』に入れました)

よしもと漫才劇場の公式YouTubeとかで色々漫才が上がってたので、これから追っかけようと思います

じぐざぐ

  • プロダクション人力舎所属
  • 2010年結成
  • 2023年 準々決勝敗退

『椎名桔平』(さん)って汎用性高かったんですね。ひたすらオヤジギャグを連呼しているだけなんですけど、しつこすぎて面白かったです

面白いネタは五万とありますが、たくさん観れば観るほどネタとコンビを忘れてしまうこと結構あるんですね。でもじぐざぐは一目見て完全に刷り込まれました

IQが下がっているときに観るのが、一番この人たちのネタを味わえる気がします
おもしろ荘にも出演されていたので、今後テレビで観る機会も増える予感!

Now on sale

  • 吉本興業所属
  • 2022年結成
  • 2023年 3回戦敗退

昨今、漫才か漫才じゃないか論争が度々勃発しますが、Now on saleのネタは漫才ではなかったです笑
でもこの記事を書こうと決めたときに思い出してしまったので、私は沼にはまってしまったんだと思います(実際何回も同じネタ視聴してしまいました)

ギターが奏でる平成中期に聴いたようなメロディーに合わせて、ちっちゃいコントを繰り広げていくのですが、台詞を言い切るよりメロディーに忠実なところで毎回笑ってしまいました(上手く伝えられない…!)。差し込まれるワードも直球なんですけどそこがよかった

地元の祭りとか学祭で観たいです。盛り上がると思います

まとめ

本当は紹介したい芸人さんもっとたくさんいるんですが、面白いと思うネタは人それぞれあると思いますので、2024年は暇な時にでも予選から色々なネタを観て、ぜひお気に入りを見つけてみて下さい(手軽にYouTubeで観れますので!)
紹介した中で気になった芸人さんがいましたら、YouTubeに(公式の)ネタが上がっていたりするのでそちらもぜひ観てみて下さい

配信が終わらないうちに、敗者復活戦と決勝戦の記事も書きたいですね

読んでいただきありがとうございました!

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