SNSをやめるメリット・デメリット【社会人向け】

生活

エノキです

LINE以外のSNSをアカウントごと消し、再開することなく約5年が経ちました

SNSをやめてしまおうか悩んでいる方にとって、ちょっとでも判断の材料になれば幸いです

SNSをやめた理由

取り急ぎ『メリット・デメリット』が気になる方はこちら

つい他人と比較して落ち込んでしまう

SNSがストレスに感じていた最も大きな原因はこれです

昔から負けず嫌いな性格で、どうしても他人と比べて自分を評価してしまいがちでした。
その上根暗も相まって、自己評価の結果殆どが劣等感に変わるという……

「周りは優秀なのに、私はなんもできてない」

「楽しそうに仕事してて、うらやましい」

仕事してる知り合いの投稿が流れてくるたび、ただでさえすり減った精神が主に自分の頭の中で起きる負のスパイラルによって、さらに摩耗する日々を送ってました

時間が無限に溶ける

キラキラした投稿に打ちのめされる一方で、とんでもない量の「なんだか気になる投稿」がタイムラインに流れてくるわけです

特に面白動画は無意識に再生してたと思います
暇だなと考えながらずっとSNSから離れることはありませんでした

油断すると今でもYouTubeでやっちゃうんですけど、気づいたら普通に3時間経ってて絶望します
この頃は仕事から帰宅してSNS観るだけの何とも生産性のない日々を繰り返していたような気がします

ネガティブな情報をうまくスルーできない

「SNS、なんかストレスかも」と感じ始めたきっかけは、遡ると大学時代の経験にあります

そもそもSNSを始めたのが人よりも遅く大学に入ってからだったのですが、最初の内は仲良くなった人たちや地元の友人と気軽につながれて、楽しめてました

次第に、誰でも見える場所で同期の悪口を書いたりしている投稿に、「すごく嫌やな」と感じるようになりました。特にその対象が私の友人だったときに効きました
何というか、だんだん人間そのものに失望するようになったというか(大げさ)

社会に出てもそういう環境は変わらなくて、でもつい見てしまう自分のことも人のこと言えなくてすごく嫌でしたね

多少はおかしくなっていたのでしょう、私の場合ブロックも踏まずにアカウントごといってしまったわけですが、勢いでやめて良かったな~と今現在も感じています

その理由を書いていきたいと思います!

人間関係のストレス減

なんといってもこれが一番です

他人の言葉に一喜一憂し疲れることもなくなりましたし、無理して人に合わせる苦痛から解放されました

「もう同じ共同体には戻れない」という不安よりも、「これで自由や!」というすがすがしさの方が上回っていました

身近な本当に大切な人たちとの時間をもっと大事にしようと思えるようになりましたし、その人たちとはLINEでつながれるので、大量の繋がりを切ったところで完全に孤立することはありませんでした

大きく行動に出たことにより、例えば仕事上での対人関係で嫌われるのを極度に恐れることはなくなったような気がします。無理して引き受けない、無理に馴れ合おうとしないという自分に合ったスタイルが確立されつつあります
あまりに独善的になりすぎないようにだけ気をつけないとですね

空いた時間を趣味に当てられるように

SNSをやめてしばらくは、クセでスマホを開いて「あ、消したんだった」とそっと閉じるというなんとも間抜けな行動を繰り返してました。急に手持ち無沙汰になり、いかに暇だったのか必然と自覚しました

時間が生まれたおかげで「自分がやりたいこと」に日常的に焦点を当てられるようになり、少しでも興味が湧いた物はとりあえず始めてみようと考え、すぐに行動に出るようになりました

  • 読書量が増えた
  • 資格の勉強
  • 10年ぶりにピアノを弾いてみた
  • ヨガを始めてみた etc

ただ何となくSNSを眺めていた時に比べ、生活の充実感が増しました

体力・行動力が増した

趣味が増えたことにも関連しますが、ストレスが減ったおかげか以前より活発になったなと感じます

ぐっすり眠れるようになり、残業のあとも気力が残っているので「ちょっとだけ何かやるか」と空いた時間を有効活用できるようになりました

単純にブルーライトを浴びる時間が減ったからというのもあるかもしれませんが、平日によく眠れるおかげで土日も朝から精力的に活動してます(以前はずっと昼まで寝てしまってました……)

SNSをやめて後悔したこと

とはいえ、「SNS断ちはいいことばかりだよ!」とはっきり自信をもって言えるわけではありません。
今でこそやめて良かった派ではありますが、情報化社会の中で情報を意図的に遮断したことで不安や後悔は少なからずありました

次は、デメリットに感じたことと、それに対して私がどう対処したかを紹介していきたいと思います

やっぱり少しは寂しくなるときもある

友人と遊んだときに、SNS上で繰り広げられた話で盛り上がっている間、私一人だけついていけてないみたいな経験が何度かありました

その後しばらくは、「今この瞬間ももしかしたら、私の知らないところで交流を深めているのかもしれないのか~」としんみりしてしまいました

自分から切ったくせに!とつっこまれるところではありますが、やっぱりそこまで強メンタルではないので孤独を感じてしまうこともあります

でも大丈夫!
寂しさは一時的なもので、身近な人たちとの接点さえ大切にしていればいつの間にか忘れました
SNSにしがみついていた時のストレスと比べれば、全然平気だと思えます
(寧ろ大勢の中にいる方が孤独感ましましです)

交友関係が広がらない

「オフ会に行ってきた」「趣味が同じ人と繋がった」みたいな話を知人から聞くと、リアルでしか関係性が広がらない私はなんだかずっと同じ所で停滞している気がしてきてしまいます


そもそも広い交流関係を築くことを面倒くさがってしまうので、SNSを上手に使ってどんどん新しい関係を構築している人を見ると、純粋に尊敬します

でも大丈夫!
停滞は嫌だったので、対面での機会は損失しないよう努めました
「仲良くなりたい!」と思ったら自分から連絡先を聞きに行くとか、そんな程度ですが(人見知りには大きな一歩)
仕事でも外部研修とか外に出る機会があれば「普段人と話せてないし行くか~」ぐらいの軽い気持ちで参加するようにしてます

外からの情報を取り込む機会の損失

SNSを使っていると、別に関心のなかった内容でも流れてきたらつい見てしまうことってありますよね
興味関心にかかわらず情報が流れてくる環境は、ある意味知見を広げるチャンスでもあると私は思います

情報の波から離れると、関心のある分野にばかり手を出しがちになるので、それに慣れてしまうと価値観が固定され柔軟な思考ができなくなってしまうのではないかと、自分の将来をひたすら懸念した夜もありました

でも大丈夫!
とにかくINPUTが足りないと思ったので、読書は色々なジャンルを読むようになりました
元々小説ばっかり好んで読んでましたが、新書や技術書、自己啓発本なども。結構面白くてただの食わず嫌いだったんだなと、新たな発見もありました

あと、先に述べたように外部研修に行ったり、ネット記事も興味ないジャンル(経済とか)もたまには読んでみたり
ブログはOUTPUTの時間も作りたいなと思ってやってます

まとめ

この時代、SNS断ちは大きな選択になると思いますが、私の場合は案外平気に、寧ろ前より健やかな日常生活を送れています。また必要性を感じたら再開すればいいかな、と気楽に考えてます

これを読んで「やめるメリットの方が大きいな」「やめた方が豊かに過ごせそうだな」と感じたのなら、まずは一つからでも離れてみることをおすすめします

読んでいただきありがとうございました!あなたも、より自分に合った日常を送れますように

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